Final Fantasy 8 another story

あの後、2人と別れ自室に入る。目の飛び込んでくるのは一つの標語
「死は一瞬だ、すごした時間はもう戻らない」
という、一体何の標語なのか分からない標語が飛び込んでくる。
ジーク「もう、もどらない・・・か」
任務は概して生と死、隣り合わせ。ドローしておくGFや魔法でそれが決まる、そして自分の一瞬の判断。
バラムガーデン内を流れる曲を聴いていると、そんなことどうでも良くなってきてしまう。一様、室内音響を下げる。


やはり、イフリートだろう。今回に適任なのは。
選ぶべき魔法。
スリプル、バーサク、コンフェ、そして高次魔法であるペイン
デスを発動する敵はいない、という想定の元では最高の組み合わせであろう。おそらく、臭い息をマトモに食らっても、おこる状態異常はスロウと死の宣告。セイレーンを昔から使っていたリサならアビリティ治療で十分回復できる。
次は、ファイガか・・・。コレは属性攻撃にジャンクションだろうなぁ、そして寒さ対策はブリザガか・・・。

どんどんどん!!
・・・・なんなんだ!?
シュウ「はいるよー」


・・・・はぁ?

シュウ「おおー男の部屋なのにきれいやねー。」
ジーク「はぁ」
シュウ「おお?困惑してる〜〜。あぁ、大丈夫大丈夫爆殺なんかしないから〜〜。」
・・・・冗談に聞こえませんが?
シュウ「渡したいものがあるだけだから」
・・・爆薬かぁ!?
シュウ「トラビア方面で出現したことが確認されているモンスターリストよ。」


シュウ教官はまめですね!
ジーク「あ、ありがとうございます」
シュウ「ほいほーーい、じゃ」

戴いたモンスターリストは、極めて耳寄りな情報ばかりであった。このおかげで私は、対ドラゴンイゾルデ用にST攻撃にデスをジャンクションすることを決めたのである。

・・・・・・・。
ドラゴンイゾルデか・・・面倒な、というか、SeeD候補生にとっては荷が重過ぎるモンスターである・・・。訓練施設で出てくるアルケノダイノスなみに面倒であるといえる。
ただアルケノダイノスも同様デスに余り耐性がないことはスコール教官らの経験からもう周知の事実である。ドラゴン族に出会ったとき最も注意を払うのは防御や体力などであり、隙を見てデス効果の入った攻撃を仕掛ければいいのである。
むろん、ルブルムドラゴンやメルトドラゴンを除くが。


そんなこんなで、集合時刻5:30がやってきた
掲示板前にSeeD候補生たちが集結してくる。おのおのの武器、装備を確認しているもの、眠そうにしているもの、立ったまま眠っているもの・・・。
がさすがに、寝坊者はいなかっ・・・・たわけではなさそうだ。