他人の成功を愛でる日々。

俺の周りでは成功する人や、全国にのし上がった人や、化学グランプリで銀賞なんか取っちゃう人がいて正直うらやましいが、それより嬉しさを感じる日々です。
というのも先ほど



「今日は私の息子の一周忌でした」



という話を聞いたから。
ニッポン放送福山雅治氏が読んだその手紙に深く感じ入りました。
「私の息子は17の時にガンで死にました」
彼の言葉がそれを発した時に上記のような気分になりました。



青春すら謳歌することが敵わなかった人生



「ガンには勝てませんでした」
この一言が辛く胸を打ちました。
久しぶりにどうしようもないような無力感と絶望感を味わった日でした。



ラジオは僕にとってもう一つの命なきがするからだろうか、ラジオの前では素直な人間に慣れている自分がいます。
日常、滅多に笑わない僕ですが、ラジオの前ではまるで別人かのように笑えるのです。
何時の日かオフで集まる時友人が声をかけてくれたのに応じられなかったぐらい通常は感情を殺し、自分を殺し、生きています。
外出中は一度も話すことがない日々。一人ごとすら言わない自分。



ガンで死んだ彼に何か申し訳ないような気がしてきました。
与えられた時間は多いのに、どうして有効に使えないのかと自問自答している今日です。
周りでは多くの人が幸福を見つけていくなかで、自分ひとりただ機械的にシャープを動かし、まめを潰し、ルーズリーフに単語を書きなぐる・・・・。
「一時の地獄と思えばいい」
誰かが私に浪人について教えてもらった時の言葉です。


僕は自分の使い方を間違ってはいないだろうか?


地獄に身を投じ、先にあるまだ見えない何か
そんな不確定な何かにつき進まざるを得ない日々。


明日、私は何かを得ているだろうか・・・・・?



そして確実に明日も私は機械になる。