期待されていたのですね・・・。かえるサン、sherlockさん。すみませんでした。
とはいえ、自信がないので無機化学の「銀」だけ紹介します。要望があればまた書こうかなと思います。
それでは、
「あふぉなZEKUのくだらない無機記憶法」
まず、化学は芸術に似ていると思うのです。
テトラアクア銅(Ⅱ)イオンがその典型でしょう。
そんな彼らに個性を持たせたら面白そう、いや、個性という者があるんじゃないか?
そう思い、こんな考え方をしてみようと思って出来た記憶法です。
イヤでなければ読んでいただきたい。
「銀」
銀は遷移元素の中では極めて潔癖な方です。または、とても純愛なかたと申しましょうか?
何故か?
それは彼氏(つまり配位子)を二股しかしないからです!!(多い方は、四股。しかしこれも少数派。一番多いのはなんと六股w)
まさに純愛派。
そんな銀。
たとえばこのような方とよく結ばれます。
アンモニア水。
しかし、アンモニアといえばきわめて恥ずかしがりやな(つまり弱酸)人です。ですから、会いたくてもなかなか見つからないわけです。そこで銀はある男で我慢します。その男とは・・・?
OH−
です。
しかし!!ここで、銀の潔癖ぶりが発揮されます!!
そう!銀はH+が大嫌いで、かつ!O2−が大好きなのです!!
・・・何とかしてO2−からHプラスを引き剥がしたい・・・・
そこで銀はもう一人の銀と結託しH+を引き剥がすのです!!そしてめでたく
Ag2O(酸化銀)(白色沈殿)
となれるわけです。
ただし、皆さん、コレはどこかで見たことがあるでしょう。そう
三角関係
です。熾烈な取り合いがつづくので銀は疲れてしまいます。そんなトコにふらっとアンモニアが(アンモニア水を過剰に入れる)!!
「チャンス!!」
つかれきっていた銀はここぞとばかりアンモニアさんを誘惑。見事もののするはずでした・・・しかし
またもH+が・・・・
そう、アンモニアイオンになっているではありませんか!
「許さん!」
せっかくのチャンス!物にしなければ後がない銀は「皇国の興廃はこの一戦にあり!!」気合と根性で二つのHプラスを見事追い出すのです。
そしてやっと
[Ag(NH3)2]+ 「ジアンミン銀(Ⅰ)イオン」(無色透明)
となれるのです!!
いやあ、めでたしめでたし
さてさて、純愛といえばこんな関係も忘れてはなりません。
硫化銀。
コレの何がすごいのか?
そう、またもや、銀が二人・・・。
壮絶な三角関係です。おいたわしや・・・そのせいなんでしょうね。色が・・・
真っ黒になりますw
しかもどんなシュツエ−ション(つまり酸性だろうが塩基性(アンモニア性)だろうが)この壮絶な三角関係は起きるわけです。恐い恐いw
もう一例あげましょうか。
硝酸銀水溶液に塩化物化合物の場合です。この場合はマンツーマン。きわめて良好な関係(つまり安定)になります。だから色も
バージンロード。そう 純白
となるわけです。さらに、同世代なら関係もより強固なものに!!
つまり臭化銀が一番安定なわけです!!
ですから色も
順風満帆な黄色!!
となるわけw
さらに温度差で色も変化します。(←重要じゃないかも)
あ、先ほどにも書きましたがよっぽどのことがない限りこの家庭は崩壊しません。
つまり、
光(紫外線)でしか壊されないのです!!
まあコレばかりは不可抗力ですよね。
でも、しっかり仕事はしてくれます。そう、コレこそが
感光性
と呼ばれるんです!
さて、先ほど言い忘れましたがジアンミン銀(Ⅰ)イオンが出てきました。
実は、このジアンミン銀(Ⅰ)イオン。役者なんですね・・・。
銀という名が出てくる反応で激出なのが、
銀鏡反応
ですが、ココで使われる試薬をチェック!!
硝酸銀水溶液
とはかかれていないはずです。必ず
アンモニア性硝酸銀水溶液。
とかかれているはずです。なぜか!!ココになんとも悲しいドラマがあるわけです。
はじめ書いたいきさつから、アンモニア君はやっと銀を手に入れることが出来てルンルンです。
しかし、若気の至りか・・・天敵がいることを忘れています。そう、それは
という存在です。
アルデヒドは静かに銀を説得します
「銀は光るから美しい(つまり析出しなさいといっている)」
銀、今の自分を見て愕然とするわけです
「あたしゃ無色透明ジャン!!」
気がついた銀は自分を求めてドンドン析出をはじめます。
おいたわしやアンモニア・・・。
しかもこのアルデヒド。
いろんな形で潜んでいます、たとえば
蟻酸。
または
アンモニアに幸アレ・・・w
とまあこんな感じ?
勝手に文章作って覚えてしまうわけです。
ね?くだらんでしょう?。・゜・(ノД`)・゜・。
気にいった方は上手くアレンジして自分のものにしてください。
ちなみに、私は無機ではミスったことは皆無であります(ひそかな宣伝w)