銀続き。

さてここまで紹介してきました。銀
実は、金属内のアイドルがいます。その名前は・・・?


ニクロム酸イオン


そう、とても強い酸化力を持つあの有名な奴です。(国立大学入試では常連)
実はこのニクロム酸イオン。かなりのナイスガイに見えるらしくほとんどの金属とくっつくことが出来ます。銀もまたその一人なわけ。
どんな構造をとるのかな?それは・・・?


三角関係w


またですwすごいね。仕方ないんだけどね。
やっぱこの関係は辛い関係のようで・・・きっと目のさえるような赤に染まりたかったのでしょうが実際は・・・・


赤褐色。


悲しいかな、三角関係。


さて、ニクロム酸についてもう少し書きたいトコですがまあ、クロム編で我慢していただくとして、銀に起こるもう一つの悲劇について書きましょう。


実は、安定と書いたハロゲン化銀。やはり天敵は潜んでいました(私も忘れていましたw)
その名を
・CN−
・(S2O3)2−
といいます。
はっきり言ってあまりにも名前見たことなかったので存在自体を忘れていましたw
しかししかし、このCN−は銀の工業的製法の一つなんです。コレは多分激出ですね。
さて、この糞破壊者。銀の弱みに付け込みます。
安定な家庭だったはずのハロゲン化銀、しかし、ココで、イオン化傾向の激しいKの強烈な攻撃でハロゲンがおかしくなってしまいます。ハロゲンがヘロヘロ〜〜〜となったトコですかさずCN−二人がかりで銀を強奪!!無理やり錯イオンにしてしまうのです。
ああ!とハロゲンがきづくも、強力なカリウムの電気的暴力によって近づくことすら敵わない・・・
哀れ、ハロゲン化銀・・・・。
ちなみにこの反応。感光性に関する問題で頻出です。是非チェックよろしく!!



明日は、まとまり次第。銅編。クロム編。を予定しています