零戦にほれた!

ああ、零戦・・・。
私は戦争を知らないし、零戦をまじかで見たことがないが、その美しいフォルム、締まりきった涙滴型風貌に、破壊力抜群の20ミリ機銃2門に7.7ミリ機銃二門。小型ながらも1000馬力級エンジンとしては最高の栄十二型発動機。


美しい。


1機械にここまで惚れることは少ないだろう。
私と、戦争の時代との出会いは、そう、広島長崎の悲劇だった。
あの出会いが無ければ、悲惨な戦争と、国家の間の陰湿な戦いを知ることは無かったろう。
そして、その壮絶な時代の中で、栄光と、挫折のすべてを知る航空機に出会うことも無かったに違いない。

私が最初に出会った航空機は


紫電改
誉21型エンジン2000馬力を積み、自動空戦フラップを搭載し、594キロで飛翔する、かくも美しい戦闘機。
しかし、この戦闘機さえ、零戦の前では色あせる。

なぜだ?何故あの、零戦こそが私を惹きつけるのか?


わからない。分からないがあの戦闘機は美しいのだ。
世の中にはこのような戦闘機がたくさんある

永遠の戦闘機と謳われるP-51マスタング
イギリスの代名詞スピットファイア
そして至高の戦闘機・・・零戦


彼らのもつ崇高たるプライド。俺はそれに魅せられてるのかもしれない。


今日の金曜ロードショー「60セカンズ」を見て私は栄光の戦闘機に思いを馳せる・・・