最近、不思議に思うこと。

大学にきて、私は高分子化学や、原子論や、量子論を習い始めた。
これらのことはとても楽しく、自分が求めていた勉強だと思う。
が、授業自体はわかりにくい授業がたくさん有る。大学とは日本が誇る最高の教育機関ではなかったのか?あまつさえ、教授等は自分の研究最優先であるため、セミナーのために多くの授業は休講になったりする。これで本当に我々に教えたい事がうまく伝わるのだろうか?甚だ疑問である。
私は「勉学は遊戯と友にあるべし」と思っている。
大人になったからといって我々を突き動かすのは欲望であろう。ゆえに欲望と共にない勉学など苦痛にしかならない。
なぜ日本の教育は我らの年令と共に欲望を切り離すのだろうか?
「私、数学を愛してるの…」
とか
「俺の妻は化学だぁ!」
とか言える人なら未だしもそんな人は少数であり、大半は勉強なんて…という感じである。
何か打開策はないのだろうか?最近はそんなことを考えている。
一つ二つ思いついたのは催眠療法との融合である。それこそ知識だけを徹底的に詰め込むやり方である、アニメ界ではたびたび登場する手法である。
子供すべてを学ぶ鬼に仕立てあげるかなり非人道的なイメージのある手法。だが利点もありサウ゛ァン症候群を人為的に誘発させる可能性をもつ点である、天才がたくさんほしい日本にはある意味では効果的であるだろう。
もう一つは、かつてのヨーロッパにあったといわれる「学校巡り旅団」をふたたび登場させることである。
これは何かといえば自分の学校に良い先生を見つけれなかったものたちが集まり、良い先生を求めて全国を練り歩く、身体的にも効果がある方法である。これなら大学間での生徒を引き付けておくために先生等も努力するであろうし、生徒も自分がやりたいものを見つけるためなら歩けば良いという、二度おいしい企画である。
さらにもう一つ。やはり今世の中を席巻しつつあるブームに勉学を関連づけることであろう。
たとえば「12人の妹と学ぶ○○」とか。何より思い付き私自身がおかしい気がするがそれはまぁおいといて。
少なくとも、「ワンピースのサンジが教えるバラティエ料理」とか「ワンピースのナミが教える地理」とか「ワンピースのロビンが教える考古学」とか。
安易ですか?でも楽しくも何ともない教科書よりはいいかもよ。それに、絵が中心にあることは初学者にとって最高だろう、頭のいい奴ははじめからそんなの買わなければ良いのだから。だが今の日本ではうまくゆくまい、あまりにアニメーションは敬遠されすぎるきらいがあるからだ、ならば趣向をかえて女優、男優が勉学を教えれば良い。いろいろ手は有ると思う。


…何?くだらない?そんなあなたは見なくていいです。
文部科学省には一考して頂きたいものです。